一般社団法人日本アートクラフト連盟主催イベント「TOKYOハンドメイド祭」では、すべての来場者が安全で快適にイベントをお楽しみいただけるよう、展示室全体の安全を見守る防犯カメラの設置や、警備員および運営スタッフの巡回・見回りを行っております。
イベント開催地の東京都では令和7年4月1日から「カスハラ防止条例」が施行されました。
カスタマーハラスメントならびに迷惑行為に関する基本方針
一般社団法人日本アートクラフト連盟主催のイベント「TOKYOハンドメイド祭」では、出展者ならびに運営事務局、運営スタッフ、警備員に対するカスタマーハラスメント(カスハラ)および迷惑行為に対して、下記のような問題の発生、または発生する懸念が生じた場合には、本方針に沿って毅然と対応いたします。
<カスタマーハラスメントに該当する行為>
・大声で威嚇する行為、怒鳴りつける行為
・展示物や商品等を叩く行為、壊す等の行為
・土下座を要求する行為、過度な謝罪を要求する行為
・不手際のお詫びに、展示品や商品を無料で提供するようにしつこく要求する行為
・顧客自ら商品を壊した上で「商品が壊れていた」とクレームを入れる行為
など
<迷惑行為に該当する行為>
・暴行、傷害等の身体的な攻撃、展示品・商品・備品等の損壊する行為
・怒声・罵声を浴びせる等の威圧的・差別的な言動、脅迫、暴言
・出展者、運営スタッフ、警備員への名誉・プライバシーを侵害する誹謗中傷、名誉棄損、侮辱等
・出展者、運営スタッフ、警備員への性的な嫌がらせ行為、盗撮等の身体的・精神的な性的言動
・出展者、運営スタッフ、警備員への接触、待ち伏せ、つきまとい、犯罪行為
・個人情報等のSNSならびにインターネット等への投稿(写真・音声・映像の公開)
・過剰な大量の問合せなど、継続的または執拗な言動
・長時間にわたる拘束的言動、および行動
・不当な商品交換・金銭補償・謝罪の要求
・他の来場者への迷惑的行為
ほか社会通念上、迷惑行為に該当するもの
以上のような行為が発生した場合、一般社団法人日本アートクラフト連盟では、合理的な解決に向けて話し合いを行い、問題解決にあたっては、警察や弁護士などのしかるべき機関に相談し、適切に対処いたします。また、カスタマーハラスメントと判断される行為があった場合は、法律や条例に基づく責任を求めます。
(1) 損害賠償責任(民法709条)
・カスタマーハラスメントを行った者は、被害者ならびに事業者に対して、不法行為に基づく損害賠償責任を負うことがあります。
(2) 刑事上の責任
・カスタマーハラスメントを行った者には、以下のような犯罪が成立することがあります。
(2-a)対応した出展者、運営スタッフ、警備員に暴力を振るった場合
・暴行罪・刑法208条/傷害罪・刑法204条
(2-b)対応した出展者、運営スタッフ、警備員の名誉を傷つける発言をした場合
・名誉毀損罪(刑法230条1項)、侮辱罪(刑法231条)
(2-c)出展者、運営スタッフ、警備員に対して脅迫を行った場合
・脅迫罪(刑法222条)、強要罪(刑法223条)
(2-d)暴行や脅迫などによって出展者、運営スタッフ、警備員の業務を妨害した場合
・威力業務妨害罪(刑法234条)
(2-e)著しく粗野または乱暴な言動で他の客に迷惑をかけた場合
・軽犯罪法違反(同法1条5号)
万一、ご来場いただく方にカスタマーハラスメントに該当する行為がありましたら、本方針に沿って毅然と対応し、イベント会場からの退場および再入場を禁止し、法的責任を伴う迷惑行為があった場合は、その法的な責任を求めますので、ご理解とご協力をお願い申し上げます。
一般社団法人日本アートクラフト連盟は、ひとりひとりの人権を尊重し、誰もが安心して安全にイベントを楽しめる環境を維持することに努めてまいります。何卒よろしくお願い申し上げます。
一般社団法人日本アートクラフト連盟
TOKYOハンドメイド祭運営事務局